本セミナーでは、⽔中ロボットの開発と利⽤の最先端で活躍している講師を招いて、その現状をわかりやすく説明します。
参加費は無料ですが、参加し、聴講するためには、事前に登録する必要があります。どなたでも参加できます。
※実施日は水中ロボットコンベンション in JAMSTEC 2023 競技会開催日と異なります。
- 日時: 7月17日(月) 13:30~
- 場所: オンライン(Zoomウェビナー)
- 参加費: 無料
- 登録: こちらから登録をお願いします。定員に達した場合は、登録を終了いたします。
【プログラム】
13:30-13:35: 開会の挨拶 近藤逸人(東京海洋大学)
13:35-14:35: 北極海氷下ドローンで地球温暖化の調査に挑戦!
〜実際にはとても難しい極地でのナビ技術の小話〜
吉田弘(海洋研究開発機構)
14:35-14:45: 質疑応答
14:45-15:45: MONACA南極へゆく
山縣広和(東京大学)
15:45-15:55: 質疑応答
15:55-16:25: ただいまJAMSTEC!今年も水中ロボコンやるよ!
山縣広和(東京大学)
16:25- : 質疑応答&閉会の挨拶
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〜実際にはとても難しい極地でのナビ技術の小話〜
海洋研究開発機構 上席研究員 吉田弘
温暖化の被害,何か思い付きますか?日本だけでも集中豪雨や巨大台風の影響がありますが,世界での被害を検索すると,驚くほどたくさんあります.北極と南極は気候変動のキーとなる地域です.でも氷で覆われているので調査が難しいですね.なので,ロボットを用意して調べに行くのです。
前半はさわりの話ですが,後半は一気にディープに技術的課題の話をします.極地という環境のため困難になるナビゲーションの話を,理論・実践で攻めたいと思います.賢者レベルの知識とドワーフの技能が必要ですよ!ついてこれるかな?
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東京大学生産技術研究所 特任研究員 山縣広和
2023年、AUV「MONACA」は日本初となる南極でのAUV運用を実施し、多くの困難を乗り越えて無事に帰国することができました。この講演ではMONACAがなぜ南極に行くことになったのか、その経緯から南極までの旅路、そして南極での運用で起きたことをMONACAと5年間ともに歩んだ登壇者が語ります。南極観測隊の活動や極域でのAUV運用、そして「しらせ」やペンギンに興味のある方、オススメ!
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東京大学生産技術研究所 特任研究員 山縣広和
いよいよ3年間の時を経て水中ロボコンが横須賀JAMSTECに帰ってきます!
「昔過ぎて、現地大会が思い出せない」「そもそも現地大会に出たことがない」そんなみなさんに今年のロボコンの見どころをお伝えする講演です。